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2021.05.30
腰の関節達の動きによる前屈角は
約45度です
ですからこの角度を超える前屈は腰単体では出来ません、もしくは負担になるので
本来は股関節や胸椎などを使って前屈をします。
これを腰単体に無理をさせてしまうと前屈で痛みが出る腰痛になってしまいます。
まずチェックとしては本当に腰の問題なのか!?という事です。
・立位前屈で痛むか!?
・座位前屈で痛むか!?
でも原因部位は変わりますし
内股、外股での前屈で痛みの変化なども関連部位が変わります。
これらの検査結果によって
痛むのは腰の関節!?筋肉!?
などの関与割合も評価していきます。
また前屈ストレスが増えてしまうと
酷くなればヘルニアになってしまう事が多く、高齢になれば圧迫骨折などにも発展しかねません。
(圧迫骨折の要因は骨粗訴訟もありますのでまたの機会に)
ヘルニアは図の様に前屈で後ろに飛び出る方面の力を有します。
ここで腰単体に無理をさせてしまう要因に
筋肉の硬さがあります。
腰部や臀部、太ももの裏の筋肉が硬くなってしまうと前屈が思う様に出来なくなり
腰の前屈ストレスが増えてしまい、
筋肉→靭帯→関節→椎間板
という感じで深部に負担が波及してしまいます。
まずは筋肉の硬さの段階でストップしておきましょう。
更に全体的にみると首、ふくらはぎ
など背面の筋肉の硬さも直接ではないですが影響因子の1つです。
なぜ硬くなるのか、筋力、動きの連動性などの事も考慮しなければなりませんが
今回は筋肉の硬さによる影響についてでした。