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2021.05.02
捻挫は
1度損傷、2度、3度と受傷レベルによって分類されます。
1度損傷の場合
→靭帯は切れておらず「伸びている」か「伸長ストレス後の短縮」の様な状態になっているかです。
・これは急に後ろから押されて前によろける状態→「伸びている」
・押されてから力がぐっと入った状態
→「伸長ストレスからの短縮」
と言った感じでしょうか
この場合でしたら比較的早期に良くなります。なぜなら切れてないから
(患部に炎症や疼痛物質などが流入している場合は1度損傷でも数日は安静です、ただこの場合はあまり腫れません)
この1度損傷の場合、関節や靭帯、腱、筋肉に先ほど出てきたような
伸長ストレスが加わっているのかが分かりすにくいですが仮に腱や筋肉だった場合
→患部ではなく筋腹に対して抑制をかけるような事をしてあげると伸長ストレスからの短縮は取り除けるため、比較的スムーズな動きを早期に獲得する事が出来ます。
これがパフォーマンス的に足首捻挫をテクニックによってなおしてる様に見えますが
そもそも酷くないため早期に回復可能です。
2度以上となると部分断裂、
3度以上で完全断裂となりますので
施術側の腕(テクニック)なんて関係なく
生理的回復期間を待つ
もしくは物理療法で回復期間を少し補助してあげる様な事、酷ければopeです。
ーまとめー
・器質部(組織)にキズがあるモノの回復に腕なんて関係ない
・そうでない場合の損傷であれば腕というか状態評価が肝心となり、軽度の場合は伸長ストレスによるものなので抑制手法などを取り入れると即時良好も可能