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2021.02.27
歩き方を変えると繰り返す痛み
見た目を永続的に修正する事が出来ます
それも無意識に!
歩く際の姿勢やバランス能力は勿論大事ですが
それよりも大事な事は
・正しい重心位置で最大荷重を乗せられる事!!
・片脚で体重を支えられる事(正しい部位で)!!
この2点です。
写真の矢印の部分が正しい重心位置で
ここで最大荷重を支え、更にお尻の正しい部位で支えれないとなりません。
仮にこの位置より前方で踏ん張ってしまうと形状的に踏ん張りにくくなるためこれを何年も繰り返してしまうと何らかの変異をおこしてしまいます。
それが外反母趾などです。
(外反母趾の話はまた別で書きたいと思います)
またここよりも前方や後方で踏ん張るとなると上体に掛かる負荷も正常ではなくなり膝や股関節などにも宜しくない負荷が掛かってしまいます。
そして片脚で体重を正しく支えられるか
という事について歩き方でたまに聞くのが
大股歩きが良い、脚を上げて歩きましょう、背筋を伸ばしましょうなど色々な事が言われますが
体重をきっちり支えられなければそもそもこれらの意識は出来ません。
歩く際は片脚に全体重が乗りますが
大股歩きや脚を上げて歩く際は片脚で体重を支える時間が長くなるため弱い人は出来ません。出来たとしても続きません。
この弱さを解消するために歩幅を狭くしたり、横ぶれをしたり、足裏を引きずったり、
内股、外股などになってしまいます。
仮に片脚で支えれてたとしても正しくない部位で支えてしまうとこうなるのです
(内股、外股は関節角度の問題もあるため別途記載予定)
また背筋を伸ばすのも片脚で支える能力が高い人でしか成立しません。
背筋を伸ばすと身体の重心位置(へそよりやや上)が高くなります。重心が高いという事は極端な例ですが頭の上に荷物を持って歩く様な感じですので弱い人は不安定な状態になってしまいます。
弱い人は不安定な状態を軽減するのに重心位置を落とした方が楽だから背中を丸めます。
これら
・踏ん張る場所が悪い
・片脚で支えらない
という問題が解決されていないのにそこから波及される姿勢異常、各関節の異常などは解決されません。
これを変えると意識せずとも姿勢は良くなります。
患者さんの頑張りと私の頑張りとでこれは解決するのが
ボディコンディショニング整骨院です。
(走る際には少し変わりますが原理は同じですのでこれもまた別で書きたいと思います)